少額投資のデイトレード銘柄の選び方(スクリーニング)

考察

普段あなたはどんな銘柄でトレードしているのだろうか。

今はブログやSNSでトレード収支を報告している人が多いので、どんな銘柄でトレードしているのか参考にしてる人も多いと思う。

もちろんトレードスタイルによって銘柄を選ぶ基準というものが違うだろうし、人によって好みや相性なんかも加味していかなければならない。

だからこそ『必ずこのトレードにはこの銘柄だ!』っていう決まりはないし、もちろん押し付けるわけでもない。

ただ、普段から主にデイトレードをしている私がどんな方法で銘柄を選別(スクリーニング)しているのか書いておこうと思う。

決して勝ち続けているわけではない私がこんな事を書くのもなんだけど『この人はこんな感じで銘柄を選んでいるんだ』と参考程度にしてもらえれば幸いだ。

 

どうして銘柄を選別(スクリーニング)するのか

どんな優良な銘柄だって、決していつも自分にとってトレードしやすい状態ではない。

例え、昨日は大きく値上がりしてトレードのしやすい最適な銘柄だったとしても、今日は全く違う動きをしてしまい、明日にはとてもじゃないけどトレードなんてできない銘柄になってしまうことだってある。

そんな時は無理にエントリーするのではなく、他にトレードできそうな銘柄をいくつか確保しておいて、そこからもチャンスを伺う必要がある。

デイトレだけではなけどトレードで勝つためには『知識や経験』はもちろん『感』や『センス』も必要になるだろう。

ただトレード前の準備段階としてデイトレードに適している銘柄をしっかりと選別しておくことから始めておかないと、どんなに凄腕トレーダーだったとしても勝率に響いたり利益が薄くなってしまう事に繋がってしまう。

それでは、『デイトレードに適している銘柄』とはどのような銘柄を指しているのか、またどうやって選別していくのか見ていこうと思う。

 

こんな銘柄は嫌だ!

毎日同じ銘柄でデイトレードをしていると、日によってエントリーしづらい動きをすることがよくある。

例えばこんな感じ。

  • 1日通してほとんどが下げ相場で、数少ない上昇でうまく買うしかなく、少しタイミングを間違えると損失するというほぼリスクでしかない。
  • 昨日まではあれだけ売買が盛んに行われていたのに急に熱が冷めてしまったかのように出来高が少なく、買いも売りも約定してくれない。
  • 値動きに差が無さ過ぎて利益を得るにしても薄利な上、時間もがっつり掛かってしまう。

デイトレードをしていく上で上記のような銘柄だと、はっきり言ってエントリーなんてとてもじゃないけど出来ないし、する気も起きないと思う。

もちろんこんな状態だったとしても一時的なものかもしれないので、とりあえず様子を見るという判断をした場合、他の銘柄でトレードしていくという事も大切になってくる。

 

デイトレに適している銘柄はコレだ!

しっかりと利益が見込めるほどの値動きがある

トレードをする上で最も理想的と言えるのが『値動きの大きい時に儲ける』という人がほとんどだと思う。

確かに一日で大きく利益を得るには必要な条件で、上手くいった時には桁違いの利益をもたらすこともある。

逆にエントリーするタイミングを間違えると、大きく損失を出してしまうリスクもあるので、その辺りは注意が必要になってくる。

ちなみに株価に対しての値動きが小さい場合(3%)値動きが大きい場合(20%)を比べてみた。

『値動きが3%の場合
例:株価500円 安値490円 高値505円
仮に安値から高値まで取れたとしても15円と少なく、私の目標である1日1000円を達成するのは難しい。

『値動きが20%の場合

例:株価500円 安値450円 高値550円
値動きがこれだけあれば最大で100円もの値幅が望める。利益がとれるタイミングも多く、正にチャンス銘柄と言える。
こうして見るといかに値動きの幅が大きい方がいいか分かると思う。
それではどのくらいの値動きがあればいいのか?と思うかもしれないけど、私が現在トレードしている銘柄だと5%~15%くらいの変動率がある。
平均して10%はないと、うまく利益が出ないと思っておいた方がいいかもしれない。

 

出来高が多い

どんなに買いたい、あるいは売りたい銘柄があっても出来高が少ないと売買することすら難しい事がある。

銘柄によっては数分もしくは数十分に1トレード、下手したら1日中トレードが成立しない事だってある。

私は今でもそんな銘柄を買ってしまう事があるけど、売る時にひたすら約定するのを待ち続ける羽目になるので、気が焦ってしまったり時間が無駄に感じるので極力避けておきたい。

では、どれだけ出来高があればいいのか?という事になるけど、目安としては5分足チャートでロウソク足1本につき1万~2万以上、平均3万の出来高を目安にしている。

また、日足で判断する場合は1日あたり200万くらいはないとデイレードをするのは難しいかもしれない。

 

選別(スクリーニング)方法

銘柄をスクリーニングするのに約4000社もの中から探すのは大変なので、ここでは各ランキングを使った探し方を紹介。

とはいえ必ず目当ての銘柄が見付かるわけではないので、日頃からランキングのチェックをしておくようにしている。

値上がり率ランキング

値動きが大きな銘柄を探すのには『値上がり率ランキング』がおすすめ。

前日の終値からの値上がり率が大きい銘柄ばかりなので値動きには問題ないばかりか、株価も上昇しているので、まさにトレンド銘柄なのは間違いない。

しかし、上昇し過ぎているという事は今度は下がっていく可能性も高いわけなので注意してほしい。

私の場合は資金の問題もあるので、その中から株価が1000円以下の銘柄で選ぶようにしているけど、その辺は資金に応じてもらえればと思う。

ただ、デイトレードをするには値動きが大きければいいという事はなく、上記で書いたように出来高も多くないとデイトレードに適した銘柄とは言えない。

うまく値上がり率が高く、出来高も多い銘柄を探してほしい。

 

出来高ランキング

出来高がとにかく多い銘柄を探すなら『出来高ランキング』で間違いない。

デイトレードしていく上でも出来高は必要不可欠なので銘柄探しにも適しているんだけど、その中から値動きの大きい銘柄を探すのが面倒な割には成果が出にくいということがよくある。

なので、私は『値上がり率ランキング』でいい銘柄がなかったら『出来高ランキング』も見てみるという程度に利用している。

出来高ランキングで値動きの大きい銘柄を探す時には『日足チャート』でその日の安値と高値の差から変動率が10%程度ある銘柄を探し出せばいい。

 

値下がり率ランキング

値上がり率ランキングとは対照的に前日の終値からの値下がり率が大きい銘柄になるけど、日足を確認することで値動きの激しい銘柄を探すことが出来る。

ただ注意したいのは、下がっていくばかりの銘柄も多いので、できるだけ上がったり下がったりと変動の激しいチャートを探す事が必要になる。

また、同じく出来高も多い必要があるのでしっかりと見ていきたい。

 

売買代金ランキング

売買代金ランキングは売買が成立した金額をそのまま表していて、株価の高い銘柄がほとんどを占めているので少額トレードしている人にはあまり関係ないようにも見える。

それでも中には1000円以下の銘柄も入っていることがあって、そんな銘柄はかなりの出来高があることは確実になのでたまに覗いてみるのもいい。

 

まとめ

今回はランキングを使ったデイトレード銘柄の探し方を見てきたけど、ほかにも証券会社でスクリーニング機能を使えるところもあるので、それを利用してもいいと思う。

その際にも何を基準に探すのか入力しないと使えないので、今回のような目安をもとにしてもらえたらと思う。

  • 値動きは5%~15% 平均で10%くらい
  • 出来高は5分足1本で1万~2万以上 平均3万
    日足で1日あたり200万以上

当面はこんな感じで選別していくつもりだけど、また違う方法になったら更新していこうと思う。

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