先日、昼休憩の間に半ばやけくそで逆張りの指値をしていた銘柄が約定していた。15時の休憩まではスマホを見ることが出来ないので、自然と持ち越しになってしまうのは承知の上だけど、次の日の寄り付きなんてはっきり言って分かるわけない、ほとんど運じゃないのかと思っている。しかし、そんなこと言ってたらこの話は終わってしまうので少しでも勝率を上げるために少し考えてみようと思う。
今回の保有株情報
【6541】グレイステクノロジー
現在株価 34円
約定単価 35円
約定数量 500株
チャートから分析してみる
5分足チャート
寄り付きは上がるのか、それとも下がるのか
画像には1日分の5分足チャートしかないが3日前まで見ると、前日の引け値が上がっていると当日の寄り付きは下がり、前日の引け値が下がっていると当日の寄り付きは上がりる傾向になっている。
これに当てはめると、今回の引け値は下がっているので翌営業日の寄り付きは上がりやすいのかもしれない。
もちろんこれだけで判断するのは危険なので他も併せて見ていく。
始値はどのくらいか
寄り付きで株価が上がるとしたらどのくらいになるのか予想してみる。
これは仕事でスマホを見ることが出来ない時に、予め指値売り注文をしておくのに必要となるので慎重に見ておきたい。仮に順調に上がっていったとしても、あと1円届かないだけで約定はしてくれずそまま下落することがあるためだ。
株価が上向きなら前日の5分足チャートは長期の移動平均線が一つの節目となっている。このままの流れでいくのであれば長期線と交わりそうな38円で指値しておくのが最適と思う。
逆に下向きなら中期の移動平均線から2円安い値が節目になるだろう。ただ自分の場合の損切りラインはさらに3円安い(株価の10%)5円下がった値で指値をしておくことが多い。今回は中期線が37円を指しているので32円で指値しておくことになる。
15分足チャート
寄り付きで上がるのかどうかは5分足チャートと考え方は一緒なので割愛する。
始値はどのくらいか
15分足チャートで株価が上がった時の節目は、中期の移動平均線になるだろう。この時の値は38円。5分足チャートと同じ値になった。
株価が下がってしまった場合はどうだろう。中期の移動平均線から3円ほど下がったところが節目と考えて、さらに3円(株価の10%)下げた値が損切ラインになる。引けの時点での中期線は38円なので6円下げた32円あたりに指値を入れるといいだろう。これも5分足チャートと同じ値になった。
自分でトレンドラインを引いてみた
自分でトレンドラインを引いてみると上の線は37円を指していて、下のラインは33円を指している。5分と15分足の値とほぼ同じになった。とはいえその誤差をどうするか決めないといけない。己の直感に頼るのもいいが、ここは板情報や歩み値を見てから決めることにしよう。
板情報と歩み値から分析してみる
歩み値からも下落しているのは読み取れる。35円の怒涛の売りが強く最後には34円が45万株も売られているのでこのままの勢いだとさらに下落していくだろう。
板情報を見ると35円の買いがなくなるほど売りが強い上、34円も11万株しかない。33円は26万株あるがここでなんとか耐えてもらいたいところ。
30円という節目に22万株あるがここはまだまだ買いが増えていくと思われる。なのでそこに数が集まるため29円までは売りが強いように感じる。
相場が上がってくるとしても38円の17万を崩すことは難しそうなので37円で指値しておくほうが約定しやすいだろう。
考えた結果
どうしても下降トレンドなので良いイメージが沸かないのは仕方がないのだろう。一応上昇した時のために37円の指値と下降した時のための損切の指値32円はしておくことにした。
37円で約定した場合は1000円の利益
32円で約定した場合は1500円の損失
となる。
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